鈴木親子インタビュー
Q1.お子様は小さいころどんな方でしたか?
私が服飾の勉強をしていたこともあり、絵を描いてあげることは多かったと思います。
そこから絵が好きになり中学生の時にはイラストを教えてくれる高校に進学したいと言うほどの想いになっていました。
Q2.本校へ入学される前のエピソード(高校生時など)を教えてください。
イラストを教える高校への進学は反対しました。自分で生きていくための選択肢を増やすためと、絵で生きていくことの本気度を視ていくためでもありました。
結果、普通科高校へ進学しましたが、美術部への入部、専門学校の学費を貯め始めるなど彼女の本気度は増すばかりでした。
Q3.在学中のご様子はいかがでしたか?
毎日ニコニコして登校していました。たまにはスランプになり落ち込んでいる表情をしている時もありましたが、一つ一つやれることを進めていくことを伝えているので、挫折からの立ち直りは自分で立ち上がれるようになってきたかと思っています。
Q4.いま業界で活躍しているお子様をご覧になって、いかがですか?
私は彼女のFANです。彼女のイラストが世に出るとワクワクが止まりません。協同制作した画集でもイラストを見ればわかるほどです。心配は0ではありません。
イラストレーター職のほかに仕事をする生活ですが、講師を務めるようになり学生さんへの教授をする事で更に多くを学び自立へ向かい成長をしている事を感じています。
Q5.同じ立場の保護者さまにアドバイス出来る事があればお願い致します。
この業界はわからない事が多くありましたが、娘がイラストレーターになることにたいして、リアルにお話しいただけた現役作家の先生の話に安心が出来ました。様々な学校の特長をお伺いしていくだけでは得られなかったことと思っています。私自身が理解することが彼女の本気を応援する第一歩であったと思います。時間の許す限り、お子様と行動を共にして知らない業界の事や学べる事を知っていかれる事をお勧めします。
Q6.葵さんが本校へ入学される時、保護者さまにアドバイスされた事などあれば教えてください。
いつも何でも話してほしいと育てられました。今でもそれは変わっていません。入学に際しては、正直に別の学校も視野に入れていました。その時の母からのアドバイスは、将来のイメージが立つ環境があるのかとのことでした。母が感じた通りに名古屋デザイナー学院では今を生きている先生やキラキラしている先輩がいる環境がありました。
喧嘩をすることもありますが、いつも相談に乗ってくれて、私のことを応援してくれる母の言葉は大事に思っています。
Q7.デビュー活動中、アドバイスされてことなどあれば教えてください。
特にデビュー活動中というわけではありませんが、いつも見守っていてくれています。
私の顔を見ていればなんでもわかるようです。
いつも言われていることは「本気」でやれるのか?ということです。
全てを完璧にではなく、一つひとつ本気になって進めていくことが大事であることを教えてもらっています。
デビュー活動を進めようとされている後輩の皆さんも、他者を気にするよりも自分が本気になってやれているかを大事にしてほしいです。
Q8.お母さまに伝えたいメッセージがあればお願い致します。
感謝の一言です。
父にはアナログからデジタルまで絵を描く環境を与えていただきました。母はいつも相談に乗ってくれ、応援してくれ、今では私のFANになってくれています。
私の強みは「家族」であることは間違いありません。